![]() |
03.09.05:28 [PR] |
![]() |
03.07.01:41 【やさしさの涯て】仮プレ |
……結構、他人事ではないんですよね。
私の場合は、殿方との問題と言うよりは家との問題ですけど。
私も女子ですから。それこそが力を尽す理由と申せば信じて頂けますか?
【行動】
まずは志願兵として北国の屋敷に。
「琴音と申します。祖先が此方のご領主に深き恩を受けました故、その返礼に馳せ参じました」
全力で挑み、試合後は奏甲で面接官の手当を。
「実は、この方が得意でして」
癒し仲間として桜花姫に近付ければ、弘真様の館通い二日目に、現代より持込の桜の香を携え彼女のご寝所に。
「これは我家秘伝の調香、東の殿のお迎えのお役に立てばと思いまして。如何でしょうか」
少しして、来ない殿の先触れに首を捻り。
「はて、確かに東の殿はいらしたそうですのに。私、少し見て参りましょうか?」
双子話への誘いの水も。
露見には「桜花」たる雪白姫に随伴。
「『雪白』姫、貴女様の想いを助けよとの姉君のお言葉なれば失礼を。あの洞、でお判りでしたね?あの、とは知らぬ事に使えぬ言葉。やはり貴女様は忘れてなぞおられぬのです」
冷静になる暇は与えぬよう言葉は矢継ぎ早に。
「諫言ご無礼とあらばお切捨て下さい。慕う殿と姉君の愛、一人で勝手に捨てて良いものではありませぬ!」
そして、姫が自分の答えを出したなら。
「雪白姫、思い出されませんか?炎の中でも守りきった、何よりも大切な想いを。忘れる事など出来ぬ筈です」
「貴女様が生きたるは遥か昔。今ここにあるは愛深き故に色濃き悲しみの幻……今こそお二人は妨げなく貴女様を待っておられますのに、こんな物は必要ありません」

- トラックバックURLはこちら